■木造住宅の耐震対策・耐震相談

<<住まいの耐震性(ちょっと解説)>>

住まいの耐震性は建物ごとに違っています。

しかし、一般的には次のような特徴があります。

 

(わかりやすくざっくり解説)

①現在の基準
平成12年に改正された基準で建てられた建物は基本的に安全だと考えられています。

ただし、建築基準法ぎりぎりの場合には熊本の地震のように大きな揺れが続けてありますと倒壊する可能性があります。

ですから、耐震等級3を目指しましょう。この世代の建物で確認しておきたい事は新築時の図面(設計図)通りに建てられているのかとどうかということです。

また、雨漏りやシロアリなどで構造部材が腐っていると本来の耐震性が得られないですよね。

やはり定期的な点検チェックをして、雨漏りやシロアリ、ひび割れなどを確認して必要があればその都度補修をすることが必要となります。

さらに地震の揺れを少なくする制震工法を導入して安全性を高める方法もあります。

 

②耐震グレーゾーン

新築した年が昭和56年から平成12年の基準で建てたお住まいを「耐震グレーゾーン」と私共では呼んでいます。

この耐震グレーゾーンの建物は、現在の基準に近い建物もあれば補強が必要な建物もあります。

阪神淡路大震災が起きた時にこの世代の建物が受けた被害状況を調査した結果として次のポイントがわかりました。

「構造的な強さのバランスが悪い」

「柱などに抜け止めの補強金物がついていない」

「シロアリや雨漏りで腐朽している」

「耐震性を考慮していない増改築をしていた」などが

原因被害を受けてしまっていたようです。

このようなことを改善するために現時の基準「①」ができました。

この世代の建物は実はまだまだ耐震については手付かずの状態です。

本来、この「②」の世代の建物も耐震診断を行って、必要な補強や安全性をより向上するために制振工法などを積極的に導入することが必要です。

大地震が起きた時に自宅が壊れるか壊れないかはその後の生活において大きなポイントになると思います。

もちろん、ライフラインが復旧しなければ完全な暮らしは難しいですが、帰る家がないとその後は避難所生活や仮設住宅生活を送り、またその生活も長くなってしまいます。

もし東京が被災した場合には膨大な東京の人口を避難させるだけの避難所や仮設住宅を確保できるのでしょうか。

ちょっと心配ですね。

そう考えますと、耐震診断や耐震補強は家族のための安全の先行投資、保険と考えて積極的に行った方がよいと思いますよね。

この世代の建物は図面も残っている事も多いので診断もスムーズに行うことができます。

現状が強いのか弱いのかは診断を行わないとわかりませんので、まずは耐震診断をする必要があります。

あともう一つ要チェックな建物があります。

それは「なんちゃって3階建て」というジャンルです。

当初の設計(確認申請上)は2階建てなんですが、実際には3階建てにしてしまったという建物です。

2階建てまでの建物は簡易的な判定で設計することもできるのですが、3階建てになると本格的な構造計算が必要になります。

当初から3階で設計(構造検討)していれば良いのですが、2階建ての構造そのままに、もう1階乗せてしまったら本当に怖くなってしまいますよね。

木造3階建てにお住まいの方でお手元に新築時の構造計算書のない方は要注意です。

新築時の設計図(構造計算書)を一式確認しましょう。見方のわからない方も当店の相談会にお持ちください。

ご説明します。

また、なんちゃって3階建てと非常に似ているのが、大きな屋根裏収納や屋根裏部屋がある建物です。

屋根裏収納や屋根裏部屋は建物の上の方を重くしてしまいます。

住まいの耐震化の基本の一つに軽量化があります。

地震に対しては重ければ不利、軽ければ有利になります。

しばらく開けていない小屋裏収納ありませんか?この機会に荷物はできるだけ処分して建物を軽くしましょう。

 

③旧耐震

皆さんももうご存じだと思いますが、昭和56年以前の基準で建てたお住まいは「旧耐震(きゅうたいしん)」と呼ばれ、とても耐震性が低いというか、現在のようには耐震について考えられていなかった世代の建物です。

もちろん耐震診断を行わないと一概には言えませんが、全体的な補強工事または建て替えが必要になる事がほとんどです。

この年代の建物が各自治体の耐震助成制度に該当します。

建物が倒壊してしまうと家族を守るための住まいが一転凶器になってしまいます。

倒壊した建物のなかで運よく何かの隙間に入ることができれば救出を待つことができると思いますが、阪神大震災に神戸市で亡くなった方のほとんどは地震発生時から15分以内に建物や家具に押し潰されて窒息や圧死で亡くなったそうです。

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とにかくわからないことがいっぱいの住まいの耐震ですね。

この機会に足立区の登録木造住宅耐震診断士でもある

近所の住まいの専門家の耐震相談をご活用してすっきりして下さいね。

 

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