当店の仕事に対するスタンス
少し引いたところから、住まいづくりに伴走します
当店との関係は、具体的な工事内容が決まってから始まるものではありません。
「建て替えようかな」
「リフォームでまだ住めるのかな」
「実家をこれからどうしようかな」
「親の家が古くなってきたけれど、何から考えればいいのかな」
「今の家にお金をかけても大丈夫なのかな」
このような、まだ具体的な計画が始まる前の段階から、ご相談いただけます。
むしろ、その段階こそ大切だと考えています。
住まいのことは、工事内容だけで決まるものではありません。
建物の状態、家族構成、年齢、将来の暮らし方、予算、相続、維持管理、地域との関係。
いろいろなことが関わってきます。
最初から
「建て替えましょう」
「全面リフォームしましょう」
と決めつけるのではなく、まずは状況を整理するところから始めます。
建て替えが良い場合もあります。
リフォームが良い場合もあります。
今は大きなお金をかけず、必要なところだけ直す方が良い場合もあります。
場合によっては、売却や賃貸、空き家管理などを含めて考えた方が良いこともあります。
当店は、いきなり工事の話に進めるのではなく、
「この家をこれからどうするのが良いか」
というところから一緒に考えます。
住まいの新築やリフォームを考えるとき、お客様は当然、気持ちが高まります。
「こうしたい」
「あれもできるのではないか」
「せっかくなら、もっと良くしたい」
そう考えるのは、とても自然なことです。
住まいづくりには、大きなエネルギーが必要です。
お金もかかります。時間もかかります。悩むこともたくさんあります。家族との調整、生活との調整、将来のこと、予算のこと、工事中のこと。選択しなければならないことも、たくさんあります。
ですから、ある程度気持ちが前向きにならなければ、住まいづくりはなかなか前に進みません。
ただし、ここで大切なことがあります。
お客様が前のめりになることと、業者まで一緒に前のめりになることは、少し違うということです。
お客様の気持ちが高まっているときに、業者も一緒になって
「それもやりましょう」
「これも付けましょう」
「せっかくですから、もっと良くしましょう」
と進めてしまうと、どこかでブレーキが効かなくなることがあります。
もちろん、より良い住まいにするための提案は大切です。
しかし、住まいづくりは、買った瞬間だけで終わるものではありません。
完成してから、何年も、何十年も使い続けるものです。
場合によっては、子どもや孫の世代、地域の景色にも関わっていくものです。
だからこそ、当店は少し引いたところにいます。
お客様の夢や希望を否定するためではありません。
冷めた目で見るためでもありません。
お客様があとで後悔しないように、冷静に考えるための伴走者でありたいと考えているからです。
ときには「やらない方がよい」とお伝えすることもあります
現在の世の中は、物を売るための仕組みがとても上手にできています。
通販番組、インターネット広告、ランディングページ、モデルルーム、キャンペーン。
どれも、見る人の気持ちが高まるように、とてもよく研究されています。
「今決めた方が得です」
「これを付ければもっと快適です」
「せっかくの機会です」
そう言われると、人は前向きな気持ちになります。
住宅やリフォームの世界でも同じです。
良く見える写真、便利そうな設備、魅力的な言葉、限定感のある提案。
もちろん、それらが悪いわけではありません。
ただし、気持ちが高まっているときほど、冷静な判断がしにくくなることもあります。
ですから当店では、ときにはブレーキをかけることがあります。
「それは今、本当に必要でしょうか」
「そこまで費用をかける優先順位は高いでしょうか」
「今回は見送るという選択肢もあります」
「建て替えではなく、直して住む方法もあります」
「逆に、今の建物にお金をかけすぎない方がよいかもしれません」
「売却して住み替えや賃貸に引っ越すという方法もあります」
「貸し出して自分は賃貸に住むという方法もあります」
このようなお話をすることがあります。
それは、仕事を取りたくないからではありません。
お客様に損をさせたくないからです。
100円玉を握りしめて、お菓子を選んだときのように
子どものころ、100円玉を握りしめてお菓子屋さんに行き、どれを買おうか迷ったことはないでしょうか。
限られたお金の中で、どれを選ぶか。
買ったら、もうその100円は戻ってこない。
だから真剣に迷う。
住まいづくりも、本質的には同じだと思います。
金額は100円ではありません。
何十万円、何百万円、場合によっては何千万円です。
しかも、お菓子のようにその場だけで終わるものではありません。
その後の暮らし、家族関係、維持費、老後、相続、地域との関係にまで影響します。
だからこそ、勢いだけで決めてはいけない。
一方で、怖がりすぎて何も決められなくなってもいけない。
その間に立って、現実的に、冷静に、でも前向きに考える。
それが、当店の仕事だと考えています。
「建てない」「直さない」「今はやらない」も選択肢です
工務店というと、家を建てる、工事をする、リフォームをするところだと思われるかもしれません。
もちろん、それが私どもの仕事です。
しかし、相談の結果として、
「今回は建てない」
「今は直さない」
「もう少し様子を見る」
「優先順位を変える」
という結論になることもあります。
それも大切な判断です。
住まいの専門家として見ると、今すぐ工事をした方がよい場合もあります。
逆に、急がなくてよい場合もあります。
また、工事をするにしても、全部を一度にやるのではなく、順番を決めた方がよい場合もあります。
当店は、工事をすることだけを目的にしているわけではありません。
お客様にとって、長い目で見て良い選択になること。
その住まいで安心して暮らせること。
無理のない形で、納得して進められること。
そこを大切にしています。
ご家族の関係も、少し外から見ながら考えます
住まいづくりは、建物だけで決まるものではありません。
そこに住むご家族の関係、年齢、暮らし方、距離感、将来の変化も関係してきます。
親世帯と子世帯の同居。
実家の建て替えやリフォーム。
相続を見据えた住まいの整理。
夫婦間での優先順位の違い。
兄弟姉妹の考え方の違い。
こうしたことは、どこのご家庭にも起こり得ます。
もちろん、私どもがご家族の中に入り込んで、何かを決めるわけではありません。
ただ、少し外側から見ているからこそ、気づけることがあります。
「ここは先に話し合っておいた方がよさそうです」
「将来、この部分で意見が分かれるかもしれません」
「誰が主に使う場所なのか、整理した方がよさそうです」
「今は良くても、数年後に負担になるかもしれません」
家族関係には、ある程度のパターンがあります。
親は良かれと思っている。
子どもにも考えがある。
夫婦それぞれに大切にしたいことがある。
兄弟姉妹の間で温度差がある。
住まいづくりでは、そうした小さな違いが、あとから大きな行き違いになることもあります。
ですから、できることは先に考えておく。
話し合えることは先に話しておく。
決めきれないことは、無理に決めすぎない。
そして、住まいに過度な期待をしすぎない。
家を新しくしたり、きれいに直したりすれば、暮らしは良くなります。
でも、家がすべてを解決してくれるわけではありません。
当店は、大きな期待をあおるのではなく、今できることを一つずつ整理する立場で、住まいづくりに伴走したいと考えています。
良い住まいづくりは、良い関係づくりから
当店は、大量に広告を出して、どんどん契約を取るような会社ではありません。
足立区を中心に、近くのお客様と、長くお付き合いできる仕事を大切にしています。
家は、建てたら終わりではありません。
リフォームしたら終わりでもありません。
雨漏り、耐震、断熱、設備の故障、家族構成の変化、老後の暮らし、相続、建て替え。
住まいには、その後もいろいろなことが起こります。
だからこそ、最初の相談のときから、無理に売り込むのではなく、冷静に一緒に考える関係でありたいのです。
「このお店は、少し違う」
「ちゃんと考えてくれそう」
「売るためだけではなく、こちらの暮らしを見てくれそう」
そう感じていただける方と、ご縁が生まれればうれしく思います。
住まいのことで迷ったときは、
建てるか、直すか、やめるか、まだ決めていない段階でも構いません。
まずは一緒に、少し落ち着いて考えてみましょう。
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近所の住まいの専門家
株式会社太田工務店
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基本営業エリア 当店から自転車で30分エリア
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